遺言書がある場合の相続人の役割

もしウェディング09相続が発生し、その方がきちんと遺言を残していたとしたのであれば、あるていどその遺産分割の問題は解決されます。なぜなら、遺産分割はその資産を持っていた本人の意思が最も尊重され、その大部分を意思の通りに執行することができるからなのです。


しかし、法定相続人となる方の中には、最低限その遺産を取得する権利を主張できる部分があります。それを遺留分といい、それは相続を行う方によって変わります。配偶者のみの場合は2分の1、子供もいる場合には4分の1ずつで子供が複数人いる場合は全員で4分の1です、配偶者と父母の場合は配偶者が3分の1で父母が6分の1です、そして兄弟の場合は遺留分はなく、配偶者のみの場合と同じです。
逆に言えば、それ以外の部分については遺言書に残されていればその通りに遺産を残すことができるのです。ですから、遺言を残す場合にはこの遺留分にも十分気を付けてその文書を作成していく必要があります。これを考えずにすべての財産を一人のために遺す、などということを書いてしまうと後々大きなトラブルになってしまうこともありますので、不要なトラブルを自らの遺族に遺してしまわないようにも、きちんと整えて遺言を残しましょう。

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